海外でレンタルWiFiが繋がらないときは、まず本体の電源・充電、スマートフォンのWi-Fi設定、レンタルWiFiの接続台数を確認してください。それでも繋がらない場合は、利用国・地域が対象外、現地回線の障害、通信容量の超過などが原因の可能性があります。
原因によって対処法が異なるため、次の順番で確認すると切り分けやすくなります。
海外でレンタルWiFiが繋がらないときの対処法
1. レンタルWiFi本体を確認する
最初に、レンタルWiFiの電源が入っていて、十分に充電されているか確認します。画面が消えているだけでなく、電源が切れている場合もあるため、電源ボタンを長押しして起動してください。
- 本体の電源が入っているか確認する
- バッテリー残量が極端に少なくないか確認する
- 機内モードや通信停止の表示がないか確認する
- 画面に表示された利用国・通信状態を確認する
- 電源を切り、数十秒待ってから再起動する
再起動後、現地の通信回線を探すために時間がかかることがあります。起動直後に繋がらなくても、しばらく待ってからスマートフォンで接続を試してください。
2. スマートフォンのWi-Fi設定を確認する
レンタルWiFiの電源が入っていても、スマートフォンが別のネットワークに接続していると通信できません。本体に表示されているネットワーク名(SSID)を選び、正しいパスワードを入力します。
- スマートフォンの「設定」を開く
- Wi-Fiを一度オフにして、再びオンにする
- レンタルWiFi本体に表示されているSSIDを選ぶ
- 本体に表示されているパスワードを入力する
- 接続後、ブラウザでWebページを開いて通信を確認する
SSIDが一覧に表示されない場合は、レンタルWiFi本体を再起動してください。また、本体とスマートフォンを近づけ、周囲のWi-Fi機器との電波干渉を避けてから再度検索します。
3. パスワードを確認して接続し直す
「パスワードが違います」と表示される場合は、入力ミスが考えられます。数字の「0」と英字の「O」、数字の「1」と英字の「l」などを間違えやすいため、本体の画面や同梱書類を見ながら入力してください。
以前の設定が残っている場合は、スマートフォンのWi-Fi設定で対象のネットワークを削除し、もう一度パスワードを入力します。ただし、Wi-Fi設定を削除すると、正しいパスワードが必要になります。
4. 接続台数の上限を確認する
レンタルWiFiには、同時に接続できる端末数に上限が設定されていることがあります。スマートフォン、タブレット、パソコンなどを複数台接続している場合は、使っていない端末のWi-Fiをオフにしてください。
接続台数を減らしても繋がらない場合は、レンタルWiFi本体を再起動してから、必要な端末だけを接続します。接続台数の上限や管理方法は、機種や提供会社によって異なります。
5. 利用国と通信エリアを確認する
申し込んだプランの対象国と、実際にいる場所が一致しているか確認してください。国境付近、離島、山間部、地下、建物の内部などでは、対象国であっても電波が弱くなることがあります。
- 利用している国が申込プランの対象に含まれているか
- 複数国プランの場合、滞在国が対象国に含まれているか
- 対象国でも、特定地域が通信エリア外になっていないか
- 国境付近で、別の国の通信回線を探していないか
利用国が対象外の場合、設定を変更するだけでは通信できません。対象国や対象地域は、レンタルした会社の申込内容や利用条件で確認してください。
6. 通信容量を使い切っていないか確認する
海外レンタルWiFiは、プランによって1日あたりの通信容量や、利用期間中の総容量が決められていることがあります。動画視聴、ビデオ通話、写真や動画の自動バックアップによって、想定より早く容量を消費する場合があります。
通信容量を超過すると、通信速度が制限されたり、通信が停止したりすることがあります。管理画面や専用アプリで、残りの通信容量と速度制限の有無を確認してください。
通信容量を使い切った場合、追加容量の購入やプラン変更が必要になることがあります。追加料金や再開条件は会社ごとに異なるため、案内を確認せずに申し込まないようにしましょう。
7. 現地回線への接続を待ってから再起動する
到着直後や移動中は、レンタルWiFiが現地の通信回線に接続できていないことがあります。空港や駅など電波が混雑しやすい場所では、接続まで時間がかかる場合もあります。
- 屋外や窓の近くなど、電波を受けやすい場所へ移動する
- レンタルWiFiの電源を切る
- 30秒ほど待ってから電源を入れる
- 本体に通信事業者名や電波マークが表示されるまで待つ
- スマートフォンのWi-Fiを接続し直す
表示が長時間変わらない場合は、現地回線の障害や、端末側の接続不良が考えられます。
レンタルWiFiには繋がるのにインターネットだけ使えない場合
スマートフォンにWi-Fi接続の表示があるのにWebページを開けない場合、スマートフォンとレンタルWiFiの間は接続できていても、レンタルWiFiが現地の携帯回線に接続できていない可能性があります。
次の点を確認してください。
- レンタルWiFi本体に電波マークが表示されているか
- 本体に「圏外」「Searching」「No Service」などの表示がないか
- 利用国や地域がプランの対象か
- 通信容量を使い切っていないか
- 本体を再起動しても同じ状態が続くか
Wi-Fiの接続表示だけでなく、ブラウザで複数のWebページを開いて確認します。1つのページだけ開けない場合は、Webサイト側の問題やアクセス制限の可能性もあります。
一部のアプリだけ使えない場合の確認点
Webサイトは開けるのに、特定のアプリだけ使えない場合は、レンタルWiFi全体の故障とは限りません。アプリの通信制限、ログイン状態、現地からの利用制限、端末の設定などを確認します。
- アプリを終了して再起動する
- アプリとスマートフォンの日時設定を確認する
- アプリの更新が必要でないか確認する
- 別のWebサイトやアプリで通信できるか試す
- ホテルや空港など別のWi-Fiでも同じ症状が出るか確認する
海外からのアクセスを制限しているサービスもあります。レンタルWiFiを再起動しても特定のサービスだけ使えない場合は、サービス提供元の案内を確認してください。
スマートフォン側で確認する設定
スマートフォンの設定が原因で、レンタルWiFiに接続できないこともあります。まずはWi-Fiをオフ・オンし、接続先を選び直してください。
それでも改善しない場合は、対象のWi-Fiネットワークを削除して再接続します。ネットワーク設定のリセットは、保存済みのWi-Fi情報なども消える可能性があるため、他の接続情報が分かる状態で行ってください。
スマートフォンのモバイルデータ通信やデータローミングの設定は、レンタルWiFiのWi-Fi接続そのものとは別の設定です。レンタルWiFiを使う場合でも、意図せず海外ローミングで通信しないよう、契約中の携帯電話会社の案内に従ってモバイルデータ通信の設定を確認してください。
再起動しても繋がらないときはレンタル会社へ連絡する
次の確認をしても通信できない場合は、レンタル会社のサポートへ連絡してください。
- 本体を再起動した
- 正しいSSIDとパスワードで接続した
- 利用国・地域が対象であることを確認した
- 通信容量を確認した
- 接続台数を減らした
- 別の場所でも通信を試した
問い合わせるときは、次の情報を伝えると原因を確認してもらいやすくなります。
- 利用している国、都市、場所
- 通信できなくなった時刻
- レンタルWiFi本体の表示内容
- スマートフォンに表示されるエラーメッセージ
- 接続を試した端末の種類
- 再起動や再接続を試した結果
サポート窓口の営業時間、連絡方法、交換や返金の条件はレンタル会社ごとに異なります。渡航前に、端末の案内書や申込メールに記載された連絡先を確認しておくと安心です。
海外でレンタルWiFiを使う前に確認しておくこと
現地で繋がらない事態に備え、出発前に次の項目を確認しておきます。
- 利用国・地域が申込プランの対象か
- SSIDとパスワードの確認方法
- 端末の電源の入れ方と再起動方法
- 通信容量と速度制限の条件
- 接続できる端末数
- サポート窓口の連絡先と受付時間
- ホテルや航空会社など、別の連絡手段
端末を受け取った時点で電源を入れられる場合は、出発前に本体の操作方法やSSIDの表示場所を確認しておくと、現地での設定に迷いにくくなります。
まとめ
海外でレンタルWiFiが繋がらないときは、本体の電源・充電、スマートフォンのWi-Fi設定、接続台数、利用エリア、通信容量の順に確認します。
再起動や再接続をしても改善しない場合は、現地回線の障害や端末の不具合も考えられます。利用国と本体の表示内容を確認したうえで、レンタル会社のサポート窓口へ連絡してください。







