中国で使える海外レンタルWiFiはある?

中国で使える海外レンタルWiFiはある?

中国で使える海外レンタルWiFiはあります。ただし、すべての海外レンタルWiFiが中国本土で使えるわけではありません。申込み前に「中国本土対応」と明記されているか、通信回線、利用できるサービス、容量、受取・返却方法を確認してください。

中国で使える海外レンタルWiFiを選ぶ条件

中国向けのレンタルWiFiを選ぶときは、単に「アジア対応」「海外対応」と書かれているだけでは不十分です。次の条件を満たすプランを選びましょう。

  • 中国本土が対応エリアに含まれている
  • 滞在する都市や地域が対象になっている
  • 中国国内で利用できる通信回線を使っている
  • 1日あたり、または利用期間全体の通信容量が分かる
  • 中国で利用するアプリやサイトに制限がないか確認できる
  • 端末の受取日と返却日が旅行日程に合っている

「中国」と書かれていても、香港・マカオ専用の場合があります。中国本土へ行く場合は、対応地域の表示に「中国本土」「中国大陸」などの記載があるかを確認してください。

中国向けレンタルWiFiで確認したい通信サービス

中国では、利用するレンタルWiFiの通信経路によって、接続できるサービスが変わることがあります。地図、翻訳、メールなどを使うだけなのか、普段使っているSNSや動画サービスも使いたいのかで、必要なプランは異なります。

確認項目 見るポイント
対応地域 中国本土の滞在都市が対象か
通信容量 無制限、1日あたりの容量、期間中の総容量のどれか
速度制限 容量超過後に低速化するか、通信停止になるか
接続サービス 利用したいSNS、検索サービス、動画サービスなどが使えるか
接続台数 スマートフォンやパソコンを何台まで同時接続できるか
利用時間 現地時間の1日単位か、電源を入れてからの24時間単位か

「無制限」と表示されていても、一定量を使うと速度が制限される場合があります。動画視聴やテザリングを使う予定がある場合は、制限の条件まで確認しましょう。

中国でGoogleやSNSを使いたい場合の注意点

中国本土では、普段日本で使っている一部のウェブサイトやアプリに接続しにくいことがあります。レンタルWiFiがインターネットに接続できても、すべてのサービスを利用できるとは限りません。

Google検索、Gmail、Googleマップ、YouTube、LINE、Instagramなどを使う予定がある場合は、申込み前にレンタルWiFi会社へ対応状況を確認してください。サービスの対応状況は、通信会社の回線やプラン、訪問時期によって変わる可能性があります。

また、レンタルWiFiで利用制限を回避できると広告されている場合でも、現地の法令やサービスの利用規約が適用されます。利用方法に不明点がある場合は、契約前に提供会社へ確認してください。

中国本土と香港・マカオは別の対応を確認する

中国本土、香港、マカオは、レンタルWiFiの対応エリアや料金設定が分かれていることがあります。中国本土と香港の両方を訪問する場合は、1か国向けではなく、周遊プランや複数地域対応プランが必要になることがあります。

たとえば、上海と香港を続けて訪問する場合、中国本土だけに対応したプランでは香港滞在中に使えない可能性があります。反対に、香港対応と書かれていても、中国本土で使えるとは限りません。

中国向けレンタルWiFiを申し込む手順

申込み前に、旅行日程と利用目的を基準に次の順番で確認すると、対応エリアや容量の選択を間違えにくくなります。

  1. 訪問地域を整理する。中国本土だけか、香港・マカオも含むか、滞在都市を確認します。
  2. 対応エリアを確認する。商品ページや利用規約で、中国本土の対象地域を確認します。
  3. 利用したいサービスを書き出す。地図、翻訳、メール、SNS、動画など、旅行中に必要なサービスを整理します。
  4. 通信容量を選ぶ。連絡や検索が中心なら小容量、動画視聴や複数台接続をするなら大容量を検討します。
  5. 利用期間を入力する。出発日だけでなく、現地到着日と帰国日、受取・返却に必要な日数も確認します。
  6. 接続条件を確認して申し込む。同時接続台数、速度制限、故障時の対応、返却期限を確認します。
  7. 到着後に接続を確認する。電源を入れ、スマートフォンをWi-Fiに接続したうえで、必要なサービスが使えるか確認します。

レンタルWiFiと中国向けSIM・eSIMの違い

複数人で使うなら、1台のレンタルWiFiを共有できるため、レンタルWiFiが向いています。スマートフォンだけで利用し、荷物を増やしたくない場合は、中国向けSIMやeSIMも選択肢になります。

選択肢 向いている人 注意点
海外レンタルWiFi 複数人・複数台で共有したい人 端末の充電と受取・返却が必要
中国向けSIM 自分のスマートフォンに直接通信を設定したい人 SIMロックや端末対応を確認する必要がある
中国向けeSIM 対応スマートフォンを使い、物理SIMを交換したくない人 端末のeSIM対応と設定方法の確認が必要

どの方法でも、中国本土で使えること、必要なサービスに対応していること、利用容量が足りることを確認する必要があります。通信手段の種類だけで、接続できるサービスを判断しないようにしましょう。

中国向けレンタルWiFiで失敗しやすい点

  • 香港対応を中国本土対応と勘違いする
  • 「アジア周遊」だけを見て、中国本土の対象地域を確認しない
  • 無制限の速度制限条件を確認しない
  • 複数人で使うのに、接続台数を確認しない
  • 必要なアプリやサイトが利用できるか確認しない
  • 返却期限や返却方法を確認しない

特に、仕事でメールやクラウドサービスを使う場合は、出発前に利用予定のサービスをリスト化しておくと安心です。接続できない場合に備え、必要な連絡先や地図情報をオフラインでも確認できるよう準備しておくと、通信トラブル時に対応しやすくなります。

中国で使える海外レンタルWiFiの選び方

中国で使える海外レンタルWiFiはありますが、選ぶ基準は「中国本土対応の明記」「利用したいサービスへの対応」「通信容量と速度制限」「香港・マカオとの対応区分」です。

まず、旅行先が中国本土か香港・マカオかを分け、次に必要なサービスと通信量を決めてください。その条件に合うプランだけを比較し、料金や利用条件は申込み時点の案内で確認するのが適切です。