レンタルWiFiでも、スマートフォンのテザリングを使える場合はあります。ただし、レンタルWiFiの通信をスマートフォンのテザリングで再共有できるかは、スマートフォンの機種や設定によって異なります。
通常は、スマートフォンをテザリングするよりも、レンタルWiFiのルーターへパソコンやタブレットを直接接続します。
レンタルWiFiでテザリングを使う主な方法
「レンタルWiFiでテザリング」と呼ばれる使い方には、主に2種類あります。どちらを指しているかで、可否が変わります。
| 使い方 | 可否 | 方法 |
|---|---|---|
| スマートフォンをレンタルWiFiに接続する | 基本的に可能 | スマートフォンのWi-Fi設定から、レンタルWiFiのSSIDへ接続する |
| レンタルWiFiの通信をスマートフォンから再共有する | 機種・設定による | Wi-Fiテザリングや中継機能が対応している場合に限られる |
| パソコンをレンタルWiFiに接続し、さらに他の端末へ共有する | 条件付きで可能 | パソコンのモバイルホットスポットやインターネット共有を使う |
レンタルWiFiの通信をスマートフォンで再共有できる?
iPhoneでは、レンタルWiFiに接続した状態で、そのWi-Fi通信をテザリングすることは通常できません。iPhoneの「インターネット共有」は、基本的に携帯電話回線をほかの端末へ共有する機能です。
Androidスマートフォンも、一般的なWi-Fiテザリングでは携帯電話回線を共有します。そのため、レンタルWiFiに接続した状態でも、必ずレンタルWiFiの通信を再共有できるとは限りません。
一部のAndroid端末には、Wi-Fiを受信しながら別の端末へ共有する機能や、Wi-Fi中継に近い機能が搭載されている場合があります。ただし、名称や対応状況は機種・OS・通信事業者の設定によって異なります。
再共有できるか確認する方法
- スマートフォンをレンタルWiFiのSSIDに接続します。
- スマートフォンの「設定」から「テザリング」「アクセスポイント」「モバイルホットスポット」などの項目を開きます。
- Wi-Fi接続中でもテザリングを有効にできるか確認します。
- 別の端末をスマートフォンのアクセスポイントへ接続します。
- 別の端末でウェブサイトを開き、レンタルWiFi経由で通信できるか確認します。
テザリングを有効にできても、共有される回線がスマートフォンのモバイルデータ通信の場合があります。確認時は、スマートフォンのモバイルデータ通信を一時的にオフにするなどして、どの回線が使われているかを確かめてください。
通常はレンタルWiFiへ端末を直接つなぐ
パソコンやタブレットをインターネットにつなぎたいだけなら、スマートフォンを経由せず、レンタルWiFiのルーターへ直接接続するのが一般的です。
- レンタルWiFiの電源を入れます。
- 本体画面や同梱案内でSSIDとパスワードを確認します。
- 接続したい端末のWi-Fi設定を開きます。
- レンタルWiFiのSSIDを選び、パスワードを入力します。
- 端末にWi-Fi接続済みと表示され、ウェブサイトを開けることを確認します。
この方法なら、スマートフォンのバッテリーをテザリングで消費しにくく、接続経路も分かりやすくなります。レンタルWiFiの契約内容に複数台接続の制限がある場合は、その台数を超えないようにしてください。
パソコンからテザリングのように共有する方法
レンタルWiFiに接続したWindowsパソコンやMacには、インターネット接続をほかの端末へ共有する機能があります。ただし、パソコンのOS、Wi-Fiアダプター、ネットワーク設定によっては利用できません。
この方法では、パソコン自体を経由するため、パソコンの電源を入れたままにする必要があります。また、接続先の端末にはパソコンが作成したネットワーク名とパスワードを設定します。
旅行先や一時的な利用では、設定の手間が少ないレンタルWiFiへの直接接続が向いています。スマートフォンや複数の端末を別の場所へ移動させながら共有したい場合は、対応するAndroid端末やWi-Fi中継機能の有無を確認してください。
テザリングを使うときの注意点
- スマートフォンのモバイルデータ通信を使っていないか確認する:レンタルWiFiではなく、スマートフォンの通信容量を消費する場合があります。
- バッテリー消費に注意する:テザリング中はスマートフォンの電池が減りやすくなります。
- 通信速度が下がる場合がある:レンタルWiFi、スマートフォン、共有先の端末を経由するため、直接接続より不安定になることがあります。
- 接続台数を確認する:レンタルWiFi本体やスマートフォンのアクセスポイントには、接続できる台数の上限が設定されている場合があります。
- 契約上の利用条件を確認する:通信量の制限や、特定の用途を制限する条件がないか、利用するレンタルサービスの案内を確認してください。
レンタルWiFiでテザリングを使えるかの判断
レンタルWiFiの通信をスマートフォンからテザリングできるかは、iPhoneかAndroidか、端末がWi-Fiの再共有に対応しているかで判断します。iPhoneでは通常、レンタルWiFiの通信を再共有する用途には向きません。
特別な理由がなければ、スマートフォンやパソコンをレンタルWiFiへ直接接続するのが確実です。再共有が必要な場合は、利用するスマートフォンの機種名と「Wi-Fi接続中のテザリング対応」を確認し、実際にモバイルデータ通信を使わず接続できるかテストしてください。







