レンタルWiFiの電波が届かないときは、まず端末との距離や障害物を確認し、Wi-Fiルーターを見通しのよい場所へ移動してください。それでもつながらない場合は、端末の再起動、Wi-Fiの再接続、通信エリアや通信障害の確認を行います。
なお、「ルーターからスマホやパソコンまでのWi-Fiが届かない場合」と「ルーター自体が携帯電話回線をつかめない場合」では、対処法が異なります。
最初に確認したい「電波が届かない」の種類
Wi-Fiルーターの近くではつながるのに離れると切れるなら、Wi-Fiの電波が弱くなっている可能性があります。ルーターの近くでも通信できない場合は、携帯電話回線のエリアや端末の状態に問題がある可能性があります。
| 症状 | 考えられる原因 | まず行うこと |
|---|---|---|
| ルーターの近くではつながる | 距離、壁、床、家具などによるWi-Fi電波の減衰 | ルーターを利用場所の近くへ移動する |
| どの場所でもつながらない | ルーターの通信状態、接続設定、通信エリアなど | 端末とルーターを再起動する |
| 特定の部屋だけつながりにくい | 壁、金属製の家具、家電などによる遮蔽 | 障害物の少ない場所に移動する |
| 急に通信できなくなった | 一時的な通信障害、電池切れ、接続エラーなど | 電池残量と通信表示を確認する |
レンタルWiFiの電波が届かないときの対処法
1. ルーターを電波の通りやすい場所へ移動する
最初に、Wi-Fiルーターをスマホやパソコンを使う場所の近くへ移動してください。床、部屋の隅、家具の中、バッグの中に置くよりも、周囲に物が少ない高めの場所のほうが電波が届きやすくなります。
- ルーターを窓際や部屋の中央寄りに置く
- 床や金属製の棚から離す
- 電子レンジやコードレス電話などの家電から離す
- 厚い壁や水回りを挟まない場所で使う
- 利用中はルーターをバッグやポケットに入れない
移動後、スマホやパソコンのWi-Fi表示が安定し、Webページを開けるか確認します。
2. ルーターと接続端末を再起動する
一時的な接続エラーなら、ルーターとスマホ・パソコンを再起動することで改善する場合があります。
- スマホやパソコンでWi-Fiをオフにします。
- レンタルWiFiの電源を切ります。
- 数十秒待ってから、ルーターの電源を入れます。
- ルーターの通信表示が安定するまで待ちます。
- スマホやパソコンのWi-Fiをオンにして、レンタルWiFiへ接続します。
電源を入れた直後は、通信回線を探すため接続まで時間がかかることがあります。通信表示が安定する前に何度も操作せず、しばらく待ってから確認してください。
3. Wi-Fiの接続先とパスワードを確認する
複数のWi-Fiが表示される場所では、別のネットワークへ接続していることがあります。レンタルWiFi本体や同梱書類に記載されたSSID(Wi-Fiの名前)と、パスワードを確認してください。
- スマホやパソコンのWi-Fi設定を開きます。
- レンタルWiFi本体に表示されたSSIDと同じ名前を選びます。
- パスワードを入力します。
- 接続後、Webページを開いて通信できるか確認します。
以前の設定が残っている場合は、接続先のネットワークをいったん削除してから、SSIDとパスワードを入力し直すと接続できることがあります。
4. ルーターの電池残量と通信表示を確認する
電池残量が少ないと、通信が不安定になったり、電源が切れたりします。充電しながら使える機種でも、充電器やケーブルの不具合で十分に充電できていない場合があります。
- ルーターの電源が入っているか
- 電池残量が極端に少なくないか
- 充電ケーブルが外れていないか
- 通信エリア外を示す表示が出ていないか
- エラーやSIMに関する表示が出ていないか
表示の意味は機種によって異なるため、同梱の説明書やレンタル会社の案内で確認します。
5. ルーターの近くで接続を試す
ルーターのすぐ近くで接続できるかを確認すると、原因を切り分けやすくなります。近くでは使える場合は、ルーターの故障よりも距離や障害物の影響が考えられます。
近くでも使えない場合は、Wi-Fiの範囲だけが原因ではない可能性があります。ルーターの通信表示、利用エリア、通信障害、契約上の利用条件を確認してください。
ルーターの近くでも電波が届かない場合
ルーターの近くでも通信できない場合は、携帯電話回線を受信できていないか、端末や接続設定に問題がある可能性があります。次の順番で確認すると、原因を分けやすくなります。
- ルーターを屋外や窓の近くなど、別の場所へ移動します。
- ルーターの通信表示が変化するか確認します。
- ルーターと接続端末を再起動します。
- 別のスマホやパソコンでも接続を試します。
- レンタル会社の通信障害やメンテナンス情報を確認します。
- 利用場所がサービスの通信エリア内か確認します。
別の端末でもつながらず、場所を変えても改善しない場合は、レンタルWiFi側の通信状態や端末の不具合が疑われます。レンタル会社へ連絡する際は、利用場所、発生時刻、ルーターの表示、再起動を試した結果を伝えると状況を説明しやすくなります。
特定の部屋や場所だけでつながらないとき
特定の部屋だけで電波が弱い場合は、壁や床、金属製の扉、家具、家電などがWi-Fi電波を遮っている可能性があります。
ルーターをその部屋に近づけても改善しないときは、部屋の入口付近や壁を挟まない場所で使えるか試してください。利用場所を変えられない場合は、可能であればLAN接続に対応した端末で有線接続を試す方法もありますが、レンタル機器が対応しているか確認が必要です。
一部の端末だけつながらないとき
スマホではつながるのにパソコンではつながらないなど、一部の端末だけ接続できない場合は、レンタルWiFiではなく端末側の設定が原因かもしれません。
- 端末のWi-Fiを一度オフにしてからオンにする
- 機内モードがオンになっていないか確認する
- レンタルWiFiのSSIDを選び直す
- 保存済みのWi-Fi設定を削除して再接続する
- 端末を再起動する
他の端末では問題なく使えるなら、つながらない端末のWi-Fi設定や対応状況を確認します。すべての端末でつながらない場合は、ルーターや通信回線側を確認してください。
改善しないときにレンタル会社へ連絡する内容
再起動や場所の移動を試しても改善しない場合は、レンタル会社のサポート窓口へ連絡します。問い合わせ前に、次の内容を整理しておくと確認が進みやすくなります。
- レンタルWiFiの機種名や端末番号
- 利用している場所
- つながらなくなった日時
- ルーターの電池残量と通信表示
- ルーターの近くでも使えないか
- 再起動やWi-Fiの再接続を試したか
- 複数の端末で同じ症状が出るか
レンタル期間中の交換や返却方法は、会社や契約内容によって異なります。自己判断で分解したり、初期化したりせず、案内された手順に従ってください。
レンタルWiFiの電波が届かないときの判断ポイント
ルーターの近くではつながるなら、距離や障害物を見直すのが基本です。近くでもつながらないなら、再起動、通信表示、利用エリア、通信障害の順に確認します。
場所を変えても複数の端末で通信できない場合は、利用者側の設定だけでは解決しない可能性があります。確認した内容をまとめてレンタル会社へ連絡し、交換やサポートの案内を受けてください。







